C#でExcelファイルを読み込む技術はデータ処理や業務自動化において非常に強力なツールとなります。
大量のデータを効率的に処理したり、特定の情報を抽出したり、他のシステムと連携させたりすることが可能です。
この記事では、C#でExcelファイルを読み込むための基本的な方法から、より高度なテクニック、そしてトラブルシューティングまでを網羅的に解説します。
初心者の方でも理解しやすいように、具体的なコード例を交えながら、上級者の方にも役立つパフォーマンス改善の秘訣やエラーハンドリングのベストプラクティスも紹介します。
この記事を読むことで、C#でのExcel読み込みに関するあらゆる課題を解決し、あなたの開発スキルを一段階向上させることができるでしょう。
記事のポイント
- 主要なExcel操作ライブラリの紹介
- 基本的なExcelファイルの読み込み方法
- 特定セルの読み込みや高速化などの応用テクニック
- エラーハンドリングとトラブルシューティング
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C#でExcelファイルを読み込むための基本

Microsoft.Office.Interop.Excelを使った基本的な読み込み
Microsoft.Office.Interop.Excelは、C#からExcelを操作するための標準的なライブラリです。
このライブラリを使用することで、Excelファイルのオープン、ワークシートの選択、セル範囲の指定、データ取得など、基本的な操作を行うことができます。
ライブラリのインストールと設定
Microsoft.Office.Interop.Excelを使用するには、まずプロジェクトに参照を追加する必要があります。
Visual Studioのソリューションエクスプローラーから「依存関係」または「参照」を右クリックし「COM参照の追加」、「COM」タブから「Microsoft Excel xx.0 Object Library」を選択して追加します。


Excelファイルのオープンとワークシートの選択
以下のコードは、Excelファイルを開き、特定のワークシートを選択する例です。

COMオブジェクトは必ず開放するようにしてくださいね。
Excelのプロセスが残ってしまう可能性があるため注意が必要です。
using Excel = Microsoft.Office.Interop.Excel;
static void Main()
{
// Excelアプリケーションの作成
Excel.Application excelApp = new Excel.Application();
// Excelファイルのオープン
Excel.Workbook workbook = excelApp.Workbooks.Open(@"C:\path\to\your\file.xlsx");
// ワークシートの選択
Excel.Worksheet worksheet = workbook.Sheets["Sheet1"];
// COMオブジェクトの解放
Marshal.ReleaseComObject(worksheet);
Marshal.ReleaseComObject(workbook);
Marshal.ReleaseComObject(excelApp);
}
参考元:Excelファイルを C# と VB.NET で読み込む “正しい” 方法 – Qiita
セル範囲の指定とデータ取得
選択したワークシートから特定のセル範囲のデータを取得するには、Rangeオブジェクトを使用します。
// セル範囲の指定
Excel.Range range = worksheet.Range["A1", "C5"];
// データの取得
object[,] values = range.Value2;
// データの処理
for (int row = 1; row <= values.GetLength(0); row++)
{
for (int col = 1; col <= values.GetLength(1); col++)
{
Console.WriteLine(values[row, col]);
}
}
// COMオブジェクトの解放
Marshal.ReleaseComObject(range);
Marshal.ReleaseComObject(worksheet);
Marshal.ReleaseComObject(workbook);
Marshal.ReleaseComObject(excelApp);
参考元:Office 相互運用オブジェクトにアクセスする方法 – C# | Microsoft Learn
Excelファイルを1行ずつ読み込む方法
大量のデータを処理する場合、1行ずつデータを読み込むことで、メモリ使用量を抑え、効率的な処理が可能になります。
// 最終行の取得
int lastRow = worksheet.Cells.SpecialCells(Excel.XlCellType.xlCellTypeLastCell).Row;
// 1行ずつデータの読み込み
for (int row = 1; row <= lastRow; row++)
{
Excel.Range rowRange = worksheet.Range["A" + row, "C" + row];
object[,] rowValues = rowRange.Value2;
// 行データの処理
// ...
}
特定セルを指定して読み込む方法
特定のセルのデータを読み込むには、セル座標を直接指定する方法や、名前付き範囲を使用する方法があります。
// セル座標による直接指定
string cellValue = worksheet.Range["A1"].Value2.ToString();
// 名前付き範囲の利用
Excel.Range namedRange = worksheet.Range["MyNamedRange"];
object[,] namedValues = namedRange.Value2;
C#でのExcel読み込みを高速化するテクニック


ClosedXMLを使った高速な読み込み
ClosedXMLは、Open XML形式のExcelファイルを高速に読み書きするためのライブラリです。
Microsoft.Office.Interop.Excelと比較して、メモリ使用量が少なく、処理速度が速いという特徴があります。
ライブラリのインストールと設定
ClosedXMLを使用するには、まずプロジェクトに参照を追加する必要があります。
Visual Studioのソリューションエクスプローラーから「依存関係」を右クリックし「NuGetパッケージの管理」、「参照」タブで「closedxml」と入力し検索します。
「ClosedXML」を選択し、インストールします。




Excelファイルのオープンとワークシートの選択
ClosedXMLのサンプルです。
使用されたすべての行と列からデータを取得しています。
using ClosedXML.Excel;
// Excelファイルのオープン
using (XLWorkbook workbook = new XLWorkbook(@"C:\path\to\your\file.xlsx"))
{
// ワークシートの選択
IXLWorksheet worksheet = workbook.Worksheet("Sheet1");
// セル範囲の指定とデータ取得
foreach (IXLRow row in worksheet.RowsUsed())
{
foreach (IXLCell cell in row.CellsUsed())
{
Console.WriteLine(cell.Value);
}
}
}
C#でExcel読み込み時のエラーとトラブルシューティング


よくあるエラーとその原因
よくあるエラーとその原因について簡単ですが、まとめました。
ファイルが見つからないエラー
指定したパスにExcelファイルが存在しない場合に発生します。
ファイルパスが正しいか確認してください。
型変換エラー
セルデータの型と、読み込み先の変数の型が一致しない場合に発生します。
セルデータの型を確認し、適切な型に変換してください。
COMException
COMオブジェクトの操作中にエラーが発生した場合に発生します。
原因は多岐にわたりますが、オブジェクトの解放忘れやExcelアプリケーションの予期しない終了などが考えられます。
エラーハンドリングの実装
try-catch文による例外処理
try-catch文を使用して、例外を捕捉し、適切なエラー処理を行うことができます。
try
{
// Excelファイルの読み込み処理
// ...
}
catch (Exception ex)
{
Console.WriteLine("エラーが発生しました:" + ex.Message);
// エラーログの出力
// ...
}
エラーログの出力
エラーが発生した場合、エラーログを出力することで原因の特定や問題の解決に役立ちます。
トラブルシューティングのヒント
デバッグ方法
Visual Studioのデバッガを使用して、コードの実行状況を確認し、エラーの原因を特定できます。
参考資料とコミュニティ
Microsoftのドキュメントや、Stack Overflowなどのコミュニティサイトには、Excel操作に関する情報が豊富にあります。これらの資料を参考にすることで、問題解決の糸口が見つかることがあります。
C#でのExcel読み込み:まとめ
この記事では、C#でExcelファイルを読み込むための基本的な方法から、高度なテクニック、そしてトラブルシューティングまでを網羅的に解説しました。
Microsoft.Office.Interop.Excel、ClosedXMLなどのライブラリを使用することで、様々なニーズに対応できます。
また、エラーハンドリングやパフォーマンス改善のテクニックを習得することで、より効率的で安定したExcel操作が可能になります。
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